カカオ豆焙炒のお話 | | MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON

今回はカカオ豆の焙炒(ロースティング)につきまして。

 

チョコレートの基礎となるカカオ豆は、産地や品種、生産者によって苦味や酸味、香りに差がありそれぞれ個性があります。


そのため栽培される標高や、産出国の土の特性に大きく影響を受けた豆の特徴を理解し、味だけでなく口溶けや風味に至るまで本来秘めているを引き出すのが焙炒となります。

 MAMEILではSOIL CHOCOLATE店内にあります焙炒機を使いまして、産地によって温度、時間を変更させながら慎重にロースティングをしています。

 

なぜ焙炒するの?という疑問が浮かんだ方もいらっしゃるかと思います。

カカオ豆の焙炒は、豆を包んでいる薄皮(ハスク)を剥がれやすくしたり、発酵・乾燥時に生み出された物質から香りを引き出す役目があります

また味の面では酸味と渋みを減少させ、安全面では殺菌をする効果があるとても大切な作業となります。

 

カカオの味、チョコレートの味を大きく左右する職人の腕の見せ所です。