カカオ豆の粉砕のお話 | | MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON

今回はカカオ豆の粉砕と選別について。

 

カカオ豆の個性を見極め、適切な焙煎が行われたあとは、

粉砕分別機を使って細かく砕き、豆の外側を覆う外皮(ハスク)とチョコレートに使用するカカオニブとに分けていきます。

 

しかし機械に入れてもハスクを綺麗に取り除くことは難しく、工業的に作られているチョコレートですと残ったハスクを取り除くことなく一緒にチョコレートにしてしまいます。

しかしMAMEILでは細かな味、香りの劣化、極微妙な食感の違いにもこだわりがあり、機械で取り除けなかった外皮は一つ一つ丁寧に手作業で取り除いていきます。

そうすることで我々が求めるMAMEIL専用の唯一無二の納得のいくチョコレートの基本となるカカオニブのみが選別されていきます。

 

正直、、、とても手間と時間のかかる作業です。

 

また、MAMEILではこの一般的には捨てられてしまうことの多いハスクをSDGsの観点からも何か利用ができないかという事で、箱の上面に敷き詰めることで、香りを楽しんでいただきたいと思い専用の箱をご用意いたしました。

香りだけではなく食品としての楽しみ方としては、牛乳で煮出してココアドリンクのようなものにして頂いたり、お湯で煮出してハスクティーとしてもお楽しみいただけるのも裏話です。