コンチング(練り上げ)のお話 | | MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON

今回はコンチング(練り上げ)について。

 

外皮(ハスク)と分離させたカカオニブをコンチングマシーンという細かく粉砕し磨り潰してくれる機械に入れペースト状にしていきます。

画像のような重たい石が回転するもので、石と石の間にニブが入り込み徐々に細かくなっていきます。

摩擦熱でカカオの油分が溶け出し、ドロドロとした粘土の高い油になり、そこからさらに時間をかけていくことで固形物が完全になくなりいわゆるチョコレートになります。

その時間なんと24時間コンチングし続けます。


砂糖を20%入れてチョコレートをコンチングするとカカオ分80%のダークチョコレートができるという仕組みです。

SOIL CHOCOLATEではカカオニブと砂糖以外は一切何もいれずに仕上げるため、チョコレートの成分表示を見ると、「カカオ、砂糖」という非常にシンプルな表記となっております。

 


また、このペーストに様々なフレーバーを生み出す素材を混ぜ合わせることで、チョコレートの可能性を無限大に広げることができます。

 

 MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARONの生チョコでは、3つの産地のカカオ豆を使用していますが、それぞれ24時間かけてコンチングしています。